日本呉音・漢音の母胎音となった中国語中古音。
その音韻体系を知ることができる「韻書」、『切韻』と『広韻』について説明していきます。
【使用画像】
『校正宋本廣韻』(藝文印書舘)pp.22-23より。
【参考文献】
牛島徳次・香坂順一・藤堂明保編『中国文化叢書1 言語』(大修館)
李思敬著、慶谷壽信・佐藤進編訳『音韻のはなし―中国音韻学の基本知識』(光生館)
この講座では、日本語と日本語学に関連する事柄について解説していきます。
※一般向けに公開していますが、山形大学における授業の副教材としても使用します。
他大学の皆様のご利用を歓迎いたします。
中澤信幸(なかざわ・のぶゆき)
山形大学人文社会科学部教授(日本語学・言語学)
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